貴金属地金の付加価値

金のプラチナ

宝石屋の扱う地金

うちは宝石屋なので扱う地金はプラチナ・K18ゴールドを中心にK18ホワイトゴールド・K18ピンクゴールドを扱ってます。そして、少しだけシルバーも扱えますが、オーダーメイドだけです。仕上がりはプラチナと何ら変わらないくらい綺麗。

イヤリングの金具にはK14が使われる事が多く、金具はパーツとして販売されておりうちもそれを使用する事が多いですね。

ちなみにアクセサリー屋さんでプラチナ仕上げとか、プラチナ100とかK10とかを扱っている所がありますが、あれを扱う会社を宝石屋とは絶対に認めない。

だって、パッと見で間違えそうですし、間違って購入する方もいるという事でこちらに修理加工依頼が来るんです。100とか言われたら純度100と思うじゃないですか。10パーセントなんですよ。

プラチナ100って純度100パーセントと思っていたのに金属アレルギーになりましたって・・・純度は10パーセントなんやから当たり前や!
18金だって純度75パーセントなのに。

修理だってやれない事はないけど、修理加工賃は購入価格より高いと言って断られる事がほとんどです。正直ほとんどの貴金属は扱えるけど、やりたくないし販売する方も最後まで面倒見れるのを扱えと思う。

それはお客様に対する裏切りだぞ。

貴金属地金は付加価値が付けにくい

というように貴金属の地金というのは種類も少なく、特別な地金はあまりないんです。

実はプラチナ1000という地金があります。販売するネットショップでは「純度100パーセントのプラチナです」なんて言ってるけど、本当は柔らかくて変形はするし使い物にならない。柔らかいから磨くとエッジがなくなってデザインも台無しだし、実際の純度は「99.9パーセント」だ!

本来指輪などに使う地金は強度の面から考えてプラチナ900がベストなのだ。

貴金属の地金として扱いにくいから、扱いやすく強度も考え他の金属を混ぜたプラチナ900を宝飾品の地金に使うのです。純度がどうだとかという言葉に騙されてはいけない。

では付加価値を着けた貴金属は?

結論から言えば、ないといった方が良いですね。付加価値を付ける事が出来ない。

プラチナ950というチェーンや一部宝飾品に使われる地金もあります。これは一般的に「ハードプラチナ」といってプラチナ900より硬い地金なんです。しかし、欠点も多く現段階ではデメリットがメリットを上回っています。

しかし、細い地金で結婚指輪を作る時にはこのハードプラチナを使う事が有利に働くかも知れません。強度が増すという事で変形に強くなりますからね。

付加価値と言って良いかどうかは分かりませんし、現時点では限定的となりますが、細い指輪にはハードプラチナという選択肢が付加価値になるかも知れません。それが「金のプラチナ」という名前の地金になるかも。

という事でブリリアントジュエリー甲丸屋平打ち屋でも導入を検討しています(^^)

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