いつも色んなブランドジュエリーを実際に見てきたり、インターネットで見るようにしているんですが、ボクはティファニーよりはカルティエの方が好みなのです。というのは、ティファニーは男が見る分にはアッサリとしすぎていて、その点ではカルティエの方がボリューミーなデザインが多く見ていて楽しいからです(^^)
今日はその中でもプロが見て良いなと思われる指輪を紹介したいので書きました。
基本的にはシンプルなんですけど、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの3色の地金にダイヤモンドを留めている比較的ゴージャスなモデルです。
デザイン的にも太い4本の爪がしっかりとダイヤモンドを留めているので視覚的にも安心できますよね。
それとリング裏側を見てみると3色それぞれの地金が1本化されていて地金同士がしっかりくっついていますよね。これは色は違えど基本は18金なので同じ温度で溶けるからくっつくんです。仮にプラチナとそれぞれの色のゴールドをくっつけようと思うとプラチナの溶ける温度は18金より高いので先に18金が溶けてしまうんですよね。
表側に目を向けると3色の地金それぞれが別々に処理されていて、その処理も綺麗にしてあります。
横から見るとダイヤモンドの部分も取って付けたように見えますがしっかりと爪を立ててあるので非常に安心できますね。
同じような物が出来るのかと職人さんに聞いてみると、
「出来る。昔からそういうのあったもん。でも、地金をプラチナと18金やったけどな。」
と言ってました。プラチナと18金の処理は出来るのか聞いたところ、
「そりゃ当たり前やん。企業秘密やけどな。まぁ、職人やったらほとんど知ってるんちゃうか。」
と。確かに記憶を思い返すとそういった指輪もネックレスもあったように思います。母が着けていたような。。。もう地金として溶かして使ったとか言ってましたけどね(笑)
でもまぁ、カルティエのトリニティシリーズはデザイン性や造り的にも凄い。プロが見ても良いなぁと思います。もちろん、ダイヤモンドの品質は教えてくれないと思いますけど、良い物を使っている事は間違いありません。ボクがルーペ持っていって見たら確実に怪しいし、お店から放り出されると思うのであくまで目視ですけどね(^^;)
プロが見て良い物だけど、素人さんが見て良い物とは限らないんですが、それだとプロの出る幕がありませんからそういった物をたまに紹介したいですね(^^)