指輪をしたままお風呂に入って大丈夫ですか?

指輪をしたままお風呂に入って大丈夫ですか?

指輪をしたままお風呂に入る事についてどう思いますか?

お風呂で考えていたんですが、お風呂に入る時に指輪とかアクセサリーってどうしてますか?
ボクは基本的にほとんど見に着けないので必ず外すんですが、意外と着けたままって方が多いんですよね。

正直な所、これは良くないです。宝石が入っていると余計に汚れますし、地金にも良くないです。ボクとしては外して磨き布で綺麗に拭いてからお風呂に入って欲しいです。

とはいえ、地金によっては大丈夫です。

地金はプラチナや18金が多いと思いますが、基本的には色が変わったり変形してしまうという事はありません。
シャンプーや石鹸などを使う時には滑りやすく指輪が抜けやすくなっているので注意が必要ですね。

プラチナの場合

プラチナの場合パラジウムなどの地金を混ぜ加工しやすい地金にします。
プラチナ・ジュエリーとして認められるのは割り金の割合が15%以下のもので、プラチナはPt950、Pt900、Pt850などと表示されますが、これは混ぜる金属の割合を示しています。

Pt950はプラチナが95%、割り金が5%、Pt900はプラチナが90%、割り金が10%、Pt850はプラチナが85%、割り金が15%ということになります。

プラチナはとても硬い物と思われているんですが、実はかなり柔らかい地金で少し負荷がかかると変形や歪みが生じる地金です。
それでもプラチナが高級ジュエリーに使われる理由は酸化せず、永遠の輝きを保つ事が出来る地金だからです。

ゴールドの場合

ゴールドは純度100%がK24と表記されます。K18であれば75%が純金、残り25%が銀や銅などの金属です。海外のゴールドジュエリーでは刻印が「750」と表記されている事がありますが、それは75%の純度のゴールドという事です。日本で言う「18金」ですね。
ゴールドもプラチナと同様に展延性に富んでいるため、日常生活に耐えられる強度を保つため、別の金属を加えています。

ゴールドは熱には非常に強いのですが、純度が100%(K24)未満であれば、酸やアルカリなどの化学薬品に触れると変色してしまう場合があります。
K18の変色とは「鉄が錆びるような極端な変色」ではなく、イエローゴールド(YG)であればやや黄色みが強くなったようになり、ピンクゴールド(PG)であればやや赤みが強くなったように変色します。

そのため漂白剤や髪の毛用のカラーリング剤などに触れる際は、結婚指輪と薬品が直接触れることがないように手袋をするか、指輪を外すことをオススメします。

どちらの地金も基本的には身につけたままで問題ありません。

職業柄でそういった事を聞かれる事が多いんですが、そう答えてきました。ちなみに個人的には、

自分なら指輪を必ず外します

という事ですね。ボクはプロの宝石屋という事と同時に、ジュエリーマニアですから指輪を常に綺麗に保ちたいのです。だから、水の中には指輪を浸すという事はありません。もちろん、寝る時には外します。

まぁ、結婚指輪などの場合ずっと指に着けて外れないという事もあると思います。その場合は抜けないなどの理由があると思います。

その場合は諦めてそのまま入っても大丈夫です。

プラチナ・ゴールドは問題ありません。シルバーが要注意です。

上に書いたようにプラチナやゴールドの場合は問題ありません。ただ、シルバーになると注意が必要になります。

シルバーはその他の地金と違って「酸化が激しい」という性質を持っていてどんどん黒くなっていきます。毎日の事なのでゆっくりと黒くなっていき、気付いた時には真っ黒になっている事が多いのです。

という事もあってシルバー製品の場合は外した方が良いですね。

もちろん、水に浸けてはいけない宝石もありますがそれはまた別の機会に書きましょう。

シルバーは外す事をオススメしています。

とにかく、プラチナやゴールドに関しては、外す事をオススメしますが指に着けてお風呂に入る事は大丈夫です。
そして、シルバーに関しては絶対に外す事をオススメします。

ジュエリーは常に輝いていなければいけません。だからこそコマ目に手入れを惜しまないで欲しいですね。

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