指輪を購入したお店で修理を断られる事が結構あるらしい

指輪を購入したお店で修理を断られる事が結構あるらしい

指輪を購入したのに、修理は断られる事はかなり多いです

これかなり多いみたいです。というのはボクはネットショップを開いてもう15年以上経つんですが(正確には今年で17年でした。)、婚約指輪や結婚指輪を含め色々なジュエリーを購入してもらって最近ではメンテナンスの依頼も多くなりました。
そうした時に、以前他店で購入した指輪やネックレスの修理の依頼もかなりの確率であるんです。

  • サイズ直しを断られた
  • 石が外れたので修理を持っていったら断られた
  • 購入したジュエリーのリフォームを依頼したら断られた

などなど、かなり断られているようです。お客さんも不思議に思う事が多いそうです。で、引き下がってしまってその商品はタンスの中で眠ってしまうパターンですね。

なぜ購入したお店はジュエリーの修理を断るのか

うちは普通の小売店とは違うという事もあって職人さんとの付き合いがあったりしたので、上記のような場合も特に問題なく請け負うんですが普通の路面店などは「製品」を売っているだけなので、修理は断る事が多いそうです。
事情はよく分かります。その理由は、

  • 製品は儲かるけど修理は儲からない
  • 修理で失敗したら困る
  • お店がその商品を購入した仕入先が潰れてもう存在しない

一例を上げればこんな感じです。商品は数十万円するけど修理はそんなにお金が取れない場合が多いのでお店としては面白くないんでしょうね。それに請け負った手前、出来ませんでした。とは言いづらいですし。
最後の仕入れたお店がないってのはかなり多いです。もうジュエリーの仕入れ先自体が減ってしまっていて潰れている所も多いんですよね。だから、修理したくても出来ないという事が多いです。

実はお店は製品で購入するから修理や加工の知識はない

それに、お店は石と枠がセットされた「製品」で仕入れする事がほとんどなので、修理の仕方が分からないといって理由もあります。今も昔も宝石屋さんは商品と石に対しての知識はもちろんあるんですが、商品が作られる過程などは知らない事がほとんどです。
ボクがそれなりに知っているのは、ボクが宝石職人の息子だから。という理由です。

宝石職人は商品を作る事はもちろん、修理や加工など得意不得意はあっても幅広く請け負っているので、その商品がどうやって作られたのか、その商品はなぜ壊れたのか。など知っている事が多いんです。だから、それを見ていたボクも当然詳しい。
これは当たり前に見えてなかなかないようで、ボクは簡単な修理やなと思って修理依頼を受ける事を驚かれる事が多いです。実際そんな難しい修理や加工はほとんどありません。物理的、予算的に無理という事はあっても修理はほとんど可能なのです。

出来る限りジュエリーを蘇らせたい

うちは出来る限り他のお店で購入したジュエリーの依頼であっても、そのジュエリーを蘇らせたいと思っているし、元の状態から蘇る所を見たいので断らないようにしています。
世の中には信じられないくらい使い込んだというか、ボロボロの状態のジュエリーをどうしたら良いか分からずケースに入れたままのパターンが多いですよね。

でも、さっき書いたようにほとんどの場合修理は可能なんです。そういったジュエリーがキレイに蘇るという事がお金より重要な場合が多いんです。
先祖から受け継いだ物を新しく蘇らせたいとか、サイズ直しだけして自分が着けるなど色んなパターンがあると思いますけど、修理できるものであれば修理したい方も多いようです。

そういったジュエリーが蘇るのであれば値段じゃないですよね。もちろん新しく商品を買うより安上がりですし、何千円って訳じゃないですけど結構安くてビックリされますよ。
またそういった古くなってしまったジュエリーがキレイに復活する過程を見るのがボク自体も好きなんですよね(^^)

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